オームの法則についてわかりやすく解説

電気回路

オームの法則とは?

電気回路には電流、電圧、抵抗という3つの要素があります。
電流・・・電流の大きさを表す量記号にI、単位にA(アンペア)
電圧・・・電流を流し続ける力を表す量記号にV,単位にV(ボルト)
抵抗・・・電流の流れにくさを表す量記号にR、単位にΩ(オーム)

そして電流、電圧、抵抗の関係をオームの法則といい
                                  

\(I=\frac{V}{R}\)[A]・・・ (1-1)
で表されます。

これを書き換えると
                 \(V=I・R\)[V]・・・ (1-2)
                              \(R=\frac{V}{I}\)[Ω]・・・ (1-3)
のように表されます。

オームの法則の関係図

・抵抗が一定の場合

画像

(1-3)より抵抗が一定の場合、電圧と電流の間には比例関係があることがわかる。

・電圧が一定の場合

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(1-2)より電圧が一定の場合、電流と電圧の間には反比例の関係であることがわかる。

例題

・電流が未知の場合

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\(I=\frac{V}{R}\)より
\(I=\frac{15}{10}\)=1.5[A]

・抵抗が未知の場合

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\(R=\frac{V}{A}\)より
\(R=\frac{15}{5}=3\)[A]

・抵抗が未知の場合

\(V=I・R\)より
\(V=3・20=60\)[Ω]

まとめ

電気回路において、オームの法則は重要な内容になります。

これをマスターせずには電気回路を知ることはできません。

この法則を使い慣れることで複雑な回路を解析できるようになります。

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