電気回路 RC直列回路の過渡現象ついてわかりやすく解説 今回は抵抗とコンデンサを組み合わせたRC直列回路について説明していきます。RC直列回路は発振回路や微分・積分回路などに使われています。下のような回路をRC直列回路といいます。この回路に電源を供給すると、抵抗とコンデンサに電圧がかかります。この回路の合成インピーダンスは 2024.09.24 電気回路
電気回路 RL直列回路の過渡現象についてわかりやすく解説 今回は抵抗とインダクタを組み合わせたRL回路について説明していきます。 RL回路は周波数制限を行うフィルタ回路などに使われています。この回路に電源を供給すると、抵抗とインダクタに電圧がかかります。 しかし、インダクタにかかる電圧はすぐに最大値にならず少しずつ大きくなります。 2024.09.23 電気回路
電気回路 キルヒホッフの法則・演習 今回はキルヒホッフの法則の演習問題を解いていきます。 自分で解ける人は最初に自分で解いてから回答を見てください。まず連立方程式を作成します。 左の閉回路より10=5I1+10I3…① 右の閉回路より30=20I2+10I3…② キルヒホッフの第一法則よりI1+I2=I3…③ 2024.09.19 電気回路
ネットワーク BGPについてわかりやすく解説 BGPは、異なるネットワーク(AS)間をつなぐためのルーティングプロトコルで、パスベクトル型のプロトコルです。 BGPはTCPを使ってルート情報を交換し、最初にTCPセッションを確立すればそれ以降は他のルートに経路情報知らせる(アドバタイズ)ことはありません。 ここで使うASはインターネットに接続している組織を識別するためにIANAという組織が各地域の管理組織のRIRに分配します。日本ではRIRのまた下にJPNICという組織が日本の各組織にAS番号を割り当てています。 2024.09.17 ネットワーク
ネットワーク IPv4とIPv6の違いを分かりやすく解説 IPv4とIPv6はそれぞれIPアドレスを表しています。 4,6はバージョンの違いでこれまでよく使われてきたのがIPv4で、IPv6は近年急速に普及しているものです。 それでは、IPv4とIPv6の違いについて説明していきます。 IPv4は32bitで構成されており、\(2^32=約43億\)のアドレスを持っています。 しかし、近年、5Gが発達するなどネットワーク機器が大量に必要となってきています。 そのため、IPアドレスが43億では足りなくなります。 2024.09.16 ネットワーク
ネットワーク IPv6についてわかりやすく解説 現在ではIPv6は普及してきていますが、10年ほどまでは全く普及していませんでした。 しかし、Iotの発展、世界中の人々がスマホ、パソコンを持つ世の中となってきました。 これまで使われていたIPv4のフォーマットではIPアドレスは約43億しかなく、世界中の人に対して一人一つ割り当てることもできない量となっています。 そこで、IPアドレスを増やすためにIPv6のフォーマットが作成されました。 2024.09.12 ネットワーク
ネットワーク ARPについてわかりやすく解説 ARPとはIPアドレスからMACアドレスを得るためのプロトコルです。 ARPはIPv4で使われている技術でIPv6ではNeighbor Discovery Protocolが使われています。 ARP(アープ) どこかにデータを送信する場合、IPアドレスが必要となります。 IPアドレスはDNSから得ることができます。 そこで得られたIPアドレスを送信したいところに伝送します。 LAN内でデータを送信するにはIPアドレスとMACアドレスが必要になります。 IPアドレスはDNSから入手したので次にMACアドレスを知る必要があります。 ここでARPを使います。 2024.09.11 ネットワーク
ネットワーク IPヘッダについてわかりやすく解説 IPヘッダはIPプロトコルを使用し、OSI参照モデルの3層で挿入されるヘッダのことです。 IPヘッダもTCPヘッダと同様にデータを相手に正確に送信するためのものです。 IPヘッダには様々な機能がありデータを転送するために制御をしています。 IPヘッダの構成 IPヘッダにはバージョン、ヘッダ長、サービスタイプ、全長、識別子、フラグ、フラグメントオフセット、生存時間、ヘッダチェックサム、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、オプション、データがあります。 それでは、それぞれの機能について説明していきます。 2024.09.10 ネットワーク
ネットワーク Ethernet規格についてわかりやすく解説 まず、EthernetとはLAN(ローカルエリアネットワーク)で使用されているデータを伝送するための規格です。 Ethernet規格はnBASE-aという風に表されます。 n:伝送速度、BASE:伝送方式、a:伝送媒体 今回は一般的によく使われている1000BASE-T、10GABSE-T、2.5・5GBASE-T、1000BASE-SX、1000BASE-LXについて解説していきます。 伝送方式にはBASE以外の伝送方式もありますが、使用の用途範囲が制限されており、一般的に普及していないので今回は省きます。 2024.09.09 ネットワーク
電気回路 オームの法則・演習問題 今回はオームの法則で学んだ内容についての演習の説明をしていきます。 自分で解ける人は一度解いてみてから回答を見てください。 問題1 以下の回路に流れる電流Iを求めなさい。 オームの法則は \(E=IR\) で求められます。 よって\(I=\... 2024.09.05 電気回路