工事担任者試験の勉強方法について詳しく解説

工事担任者とは?

工事担任者とは電気通信回線と設備回線を接続するために必要とされている資格です。

通信設備はインフラ設備なので今後数十年はなくならないと思われるのでこの工事担任者はとても役に立つ資格です。

工事担任者の種類

工事担任者資格は現在5つの資格があります。

総合通信、第一級アナログ通信、第二級アナログ通信、第一級デジタル通信、第二級デジタル通信の5つです。

今回はこの中でも最上位資格である総合通信について説明していきたいと思います。

試験科目と勉強法

総合通信の試験科目は基礎、法規、技術の3つから構成されています。

基礎は22問、法規は25問、技術は50問から出題されていてそれぞれ100点満点で60点取れば合格となります。

基礎

基礎の出題範囲は電気回路、電子回路、論理回路、伝送などから構成されています。

基礎は大学・高校で工学系を専攻していた人であれば過去問を数回といておけば問題なく合格することができます。

未経験の人でも試験内容は基本的な回路のみで過去問と似たような問題が多く出るのでしっかり過去問を解けるようにしておけば十分合格することができると思います。

工学系の学校を卒業した人であれば5年分、未経験の人であれば10年分過去問を実施すれば十分だと思います。

法規

法規の出題範囲は電気通信事業法、工事担任者規則、有線電気通信法・設備令、不正アクセス禁止法などから構成されています。

法規は出題範囲が限られていて、範囲がそれほど広くないので過去問を5年分すれば合格できると思います。

技術

技術の出題範囲は端末設備、ネットワーク、トラフィック理論、セキュリティ技術などから構成されています。

技術は基礎、法規に比べて出題範囲が広く過去問もたくさんあります。

しかし、9割ほどが過去に一度出た問題なので過去問を十分勉強しておけば問題なく合格することができます。

技術は過去問もほかに比べ多いので10年分はしておいた方がいいと思います。

工事担任者の難易度

工事担任者は合格率が30%ほどであり、決して簡単な資格試験ではありません。

しかし、しっかりと過去問を用いて勉強し、問題の傾向をつかめば誰でも取ることのできる資格だとおもいます。

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