今回はオームの法則で学んだ内容についての演習の説明をしていきます。
自分で解ける人は一度解いてみてから回答を見てください。
オームの法則についてわかりやすく解説
電気回路には電流、電圧、抵抗という3つの要素があります。
電流・・・電流の大きさを表す量記号にI、単位にA(アンペア)
電圧・・・電流を流し続ける力を表す量記号にV,単位にV(ボルト)
抵抗・・・電流の流れにくさを表す量記号にR、単位にΩ(オーム)
そして電流、電圧、抵抗の関係をオームの法則といい
問題1
以下の回路に流れる電流Iを求めなさい。
オームの法則は \(E=IR\) で求められます。
よって\(I=\frac{E}{R}=\frac{100}{2}=50A\)
問題2
以下の回路の抵抗Rを求めなさい。
オーム法則より
\(R=\frac{E}{I}=\frac{100}{50}=2A\)
問題3
以下の回路の電源電圧Eを求めなさい。
オームの法則より
\(E=IR=50・2=100V\)
問題4
以下の回路の電流Iを求めなさい。
オームの法則より
\(I=\frac{E}{R}=\frac{3}{100}A\)
問題5
以下の回路の抵抗Rを求めなさい。
オームの法則より
\(R=\frac{E}{I}=\frac{3}{\frac{3}{5}}=5A\)
問題6
以下の回路の負荷にかかる電圧V_Rを求めなさい。
オームの法則より
\(V_R=IR=\frac{3}{5}・100=60V\)
また、この回路の負荷は\(V_R\)のみなので
\(E=V_R=60V\)となります。
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