電気回路

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オームの法則・演習問題

今回はオームの法則で学んだ内容についての演習の説明をしていきます。 自分で解ける人は一度解いてみてから回答を見てください。 問題1 以下の回路に流れる電流Iを求めなさい。 オームの法則は \(E=IR\) で求められます。 よって\(I=\...
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合成抵抗の求め方

合成抵抗の求め方は複雑と思っている人もいるかもしれません。しかし、この法則さえ覚えてしまえば簡単に合成抵抗を求めれれるようになります。直列接続は抵抗を足すことで求められます。 直列接続・・・電流はどこの場所でも常に一定、電圧は抵抗の値によって変化する。
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SI単位についてわかりやすく解説

気回路や電気磁気学などすべての分野で世界的に標準化されているものをSI単位系といいます。 SI単位 SI単位には7つの基本単位があります。 それ以外の単位、例えばVやΩなどはこの基本単位からなります。 この基本単位と10n、補助単位のラジアン[rad]などから単位をすべて表すことができます。
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電圧計と電流計の内部抵抗についてわかりやすく解説

電流計、電圧計は下のような図記号を使用します。 電圧計と電流計の内部には抵抗が存在します。 その抵抗のことを内部抵抗といいます。 電流計は測りたいものに対して直列に、電圧計は測りたいものに対して並列に接続します。 電流計は内部抵抗が小さいため直列に接続しても全体の電流にほとんど影響しないためです。 電圧計は内部抵抗が大きいため並列に接続すると、測りたいものの電圧がほとんど等しくなるためです。 電流計や電圧計を回路に挿入する場合、以下のように回路図を組み立てます。
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直流回路と交流回路についてわかりやすく解説

今回は直流回路と交流回路の違いについて説明していきます。 直流回路 まず、直流回路とは時間によって大きさと向きが周期的に変わらないもののことです。 直流回路における電圧源は以下のような記号で表されます。 直流回路でのオームの法則はV=IRが成り立ちます。
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消費電力が最大になる瞬間についてわかりやすく解説

今回は以下の回路のとき抵抗Rで消費(取り出)される電力Pが最大となる条件を考えていきます。 この条件を求める方法はいくつもありますが、今回は3つ紹介します。 電源をE、内部抵抗をr、負荷抵抗をRとして以下の回路について考えていきます。 最小の定理を用いた方法 まず、負荷Rにかかる電圧VRをとすると、分圧則より
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短絡と開放についてわかりやすく解説

電気回路には短絡と開放というものがあります。 短絡は負荷の抵抗が0、開放は負荷の抵抗が∞になるもののことを言います。 今回はこの短絡と開放について詳しく解説していきます。
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キルヒホッフの法則

キルヒホッフの法則は、ドイツの物理学者グスタフ・キルヒホフによって導きだされました。キルヒホッフの法則は二つの公式があります。 第一法則 回路中の任意の接続点に流入出する電流の和は0である。 第二法則 回路中の任意の閉路を一周するとき、起電力の総和と電圧降下の総和は等しい。
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分圧の法則、分流の法則をわかりやすく解説

直列回路と並列回路では、流れる電流と電圧が変わってきます。 今回は分流の法則と分圧の法則について説明していきます。 ・分圧の法則とは 直列回路では負荷にかかる電圧はそれぞれ変化します。 このような時に負荷にかかる電圧値を求めるために分圧の法則が使用されます。 まず、下の回路について考えていきます。
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オームの法則についてわかりやすく解説

電気回路には電流、電圧、抵抗という3つの要素があります。 電流・・・電流の大きさを表す量記号にI、単位にA(アンペア) 電圧・・・電流を流し続ける力を表す量記号にV,単位にV(ボルト) 抵抗・・・電流の流れにくさを表す量記号にR、単位にΩ(オーム) そして電流、電圧、抵抗の関係をオームの法則といい