ネットワーク

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IPv4とIPv6の違いを分かりやすく解説

IPv4とIPv6はそれぞれIPアドレスを表しています。 4,6はバージョンの違いでこれまでよく使われてきたのがIPv4で、IPv6は近年急速に普及しているものです。 それでは、IPv4とIPv6の違いについて説明していきます。 IPv4は32bitで構成されており、\(2^32=約43億\)のアドレスを持っています。 しかし、近年、5Gが発達するなどネットワーク機器が大量に必要となってきています。 そのため、IPアドレスが43億では足りなくなります。
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IPv6についてわかりやすく解説

現在ではIPv6は普及してきていますが、10年ほどまでは全く普及していませんでした。 しかし、Iotの発展、世界中の人々がスマホ、パソコンを持つ世の中となってきました。 これまで使われていたIPv4のフォーマットではIPアドレスは約43億しかなく、世界中の人に対して一人一つ割り当てることもできない量となっています。 そこで、IPアドレスを増やすためにIPv6のフォーマットが作成されました。
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ARPについてわかりやすく解説

ARPとはIPアドレスからMACアドレスを得るためのプロトコルです。 ARPはIPv4で使われている技術でIPv6ではNeighbor Discovery Protocolが使われています。 ARP(アープ) どこかにデータを送信する場合、IPアドレスが必要となります。 IPアドレスはDNSから得ることができます。 そこで得られたIPアドレスを送信したいところに伝送します。 LAN内でデータを送信するにはIPアドレスとMACアドレスが必要になります。 IPアドレスはDNSから入手したので次にMACアドレスを知る必要があります。 ここでARPを使います。
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IPヘッダについてわかりやすく解説

IPヘッダはIPプロトコルを使用し、OSI参照モデルの3層で挿入されるヘッダのことです。 IPヘッダもTCPヘッダと同様にデータを相手に正確に送信するためのものです。 IPヘッダには様々な機能がありデータを転送するために制御をしています。 IPヘッダの構成 IPヘッダにはバージョン、ヘッダ長、サービスタイプ、全長、識別子、フラグ、フラグメントオフセット、生存時間、ヘッダチェックサム、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、オプション、データがあります。 それでは、それぞれの機能について説明していきます。
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Ethernet規格についてわかりやすく解説

まず、EthernetとはLAN(ローカルエリアネットワーク)で使用されているデータを伝送するための規格です。 Ethernet規格はnBASE-aという風に表されます。 n:伝送速度、BASE:伝送方式、a:伝送媒体 今回は一般的によく使われている1000BASE-T、10GABSE-T、2.5・5GBASE-T、1000BASE-SX、1000BASE-LXについて解説していきます。 伝送方式にはBASE以外の伝送方式もありますが、使用の用途範囲が制限されており、一般的に普及していないので今回は省きます。
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TCP/IPモデルについてわかりやすく説明

TCP/IPモデルは現在、使用されているネットワークのモデルです。 今回はTCP/IPモデルについて詳しく説明していきます。 TCP/IPモデルの歴史 ネットワークの歴史は長くアメリカで1967年にARPAnetがによってパケット通信のネットワークが開始されました。このころは特定の場所どうしを有線で結びネットワークを構築していました。 ネットワークを考える上でOSI参照モデルはわかりやすいモデルです。 OSI参照モデルは1984年に制定されました。 しかし、TCP/IPプロトコルは1973年に開発され利用されました。 そのため、OSI参照モデルが普及せず、TCP/IPモデルを基本としてネットワーク機器が開発されました。
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TCPヘッダについてわかりやすく解説

CPヘッダはTCPプロトコルを使用し、OSI参照モデルの4層で挿入されるヘッダのことです。 TCPヘッダはデータが相手に確実に届くよう実現させるためのヘッダです。 TCPヘッダの中には様々な要素があり信頼性を保つために制御をしています。 ここではTCPヘッダの要素について詳しく説明していきます。
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RIP、OSPFについてわかりやすく解説

RIPは最初に作られたルーティングプロトコルです。 ※ルーティングとは目的までの経路を決定するプロセスのことです。 RIPは主に小規模なネットワークで使用されています。 RIPの動作 RIPで使用する経路はホップ数(経由するルータの数)が一番少ない経路を選択します。 以下のような回路を考えます。
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スパニングツリーについてわかりやすく解説

スパニングツリー(以下STP)とはネットワーク内でループを防止するためのプロトコルです。 では、下のようなネットワークを考えましょう。 このネットワークでループとはブリッジA→ブリッジB→ブリッジD→ブリッジC→ブリッジA→ブリッジB→ブリッジD→ブリッジC・・・という風に同ネットワーク内で繰り返すことをいいます。
OSI参照モデル

OSI参照モデルデータリンク層についてわかりやすく説明

複数の機器が同じネットワークいるとき、同じタイミングで同じ媒体に通信をしてしまうと衝突が起こります。 そこで、衝突が起こった際にジャミング信号(ジャム信号)をネットワークに流します。 そして、ランダムな時間を待ちます。そして、また情報をネットワークに流します。 これを繰り返し10回以上衝突が起こると情報を捨て、エラーメッセージを送信します。 これを有線で行うのがCSMA/CD方式、無線で行うのがCSMA/CA方式といいます。